WAKANA STUDIO
ダンサーであったJuliuはたくさんのヘルニアの怪我に苦しみ、リハビリをしながら、その回復の為に独自にあらゆる動きを探究しました。その中で、expand、骨と骨の間を広げる、という理念から生まれたのが、ジャイロキネシス®メソッド。そのジャイロキネシス®メソッドの動きをもとに、プリタワーと呼ばれる木製のマシンを使ってトレーニングするのがジャイロトニック®メソッドです。ハンドルユニットとよばれる豆をひくような形のものと、錘とケーブルを滑車のようにして使うタワーの二つからできています。
このマシンを使うことによって、自分だけでは動かすことができなかったさらに大きな可動域へと、中心を保ちながら充分に広げていく事のできる画期的なエクササイズです。
幅や角度も個人に合わせて変えることができ、ハンドルを使って、背骨を丸めたり、そったり、あらゆる方向へ立体的に動かしていきます。手や、足にケーブルをつけて、重さを利用しながらダイナミックに動かしていくことができます。ドイツの病院などではリハビリの一環としてジャイロトニック®が取り入れられており、一人一人の体に合わせてより安全に安心して動かしていくことが可能です。あらゆる年代の方、バックグラウンドを持つ方に適しているエクササイズといえます。
Juliu Horvathによって考案されたメソッド。ジャイロキネシス®メソッドは椅子に座ったり、フロアを使いながら体を十分にオープニングしていくことのできる画期的なエクササイズです。
まず最初にawakeningと呼ばれるセルフマッサージがあり、全身の神経系を目覚めさせ、骨、筋肉、関節や靭帯すべてをオープンし、エネルギーの通りやすい体をつくります。そして呼吸に合わせながら、背骨を反る(アーチ)、丸める(カール)、曲げる(サイドアーチ)、ねじる(スパイラル)、ウェーブの基本の動きを中心に、手や足と組み合わせ、3次元的(曲線・立体的)に体をふんだんに動かしていきます。
太極拳、水泳、気功などの動きをとりいれたジャイロキネシス®メソッドは、リズミカルで流れるような美しい動きで、体の芯からすみずみまでエネルギーが回っていくのを感じることができます。