ピラティス、ジャイロトニックの恵比寿スタジオ公式サイト

着床した瞬間から、体が著しく変化してきます。
それによって、気分のUP～DOWN、腰痛や骨盤周りの痛みなど様々な症状が出てくることもあります。
　 体重の増加に伴い、姿勢も変化し、浮腫みもでてきます。
こうした事の改善にも、妊娠中の適切なトレーニングはとても大切です。

妊娠中のピラティスでは、赤ちゃんを支えていくための骨盤周りの強化、股関節周りのトレーニング、そして、出産にも大きくかかわる骨盤底筋群・仙骨への細かいアプローチ、そして出産をサポートし、リラックスへと導く呼吸法を中心にトレーニングしていきます。
声やリズムを使っての呼吸法は、無理な力みや、陣痛の痛みを逃す練習にもなります。
そして、妊娠中からコアの強化をしていくことは、産後にダメージを受けた筋肉やお体を早く回復することにもつながります。
できるだけ快適で、スムーズな妊娠期間、出産になるように、しっかりトレーニングしていきましょう。
体を整え、深いリラクゼーションを通してより赤ちゃんとの絆を深め、妊娠という特別な時間を楽しく過ごしていただきたいと思います。

～妊娠初期～

身体が著しく変化していく為、だるかったり、眠かったり、また悪阻があったりとお母さんも胎盤もまだ安定していない不安定な時期です。
この時期からエクササイズは始める事は出来ますが、無理ぜず、身体を第一にゆったり過ごしてください。

～妊娠中期～

16Wあたりになると、大分体調も安定し、少しずつ胎動も感じ始め、気分もよくなります。
エクササイズするにはまさに最適な時期といえます。
どんどん大きくなる赤ちゃんに備え、しっかりお身体を整えていきましょう。

～妊娠後期～

お腹がどんどん大きくなり、呼吸が浅くなって来たり、恥骨や仙骨周りに痛みを感じやすくなる時期です。
呼吸法とともに、サポートする筋力そして、出産にむけて骨盤底をリリースしてくことにも重点をおきます。
また浮腫みもでてきますので、それに対応するエクササイズ、そして母乳が出やすい状態にするためにも肩甲骨周りのトレーニングも強化していきます。

出産後、骨盤底筋などはかなりのダメージを受けています。
出産直後は、筋肉の意識を持つことも難しいと思いますが、妊娠中からトレーニングしていた骨盤底のエクササイズを頭の中でイメージトレーニングしていくだけでも、回復につながります。
そして、産後に、まだ体が回復していない状態や、コアが上手く働いてない状態での、赤ちゃんの授乳・抱っこ～家事の事などにより、姿勢が変位し、骨盤周りに痛みが出ることもあります。
また帝王切開などにより、離解がある場合など、無理な腹筋などにより、より悪化させてしまうこともあります。
まずは妊娠中にトレーニングしたコアや呼吸法で、ご自身がご自宅で少しでもトレーニングし始め、ある程度体力が回復した時点で、再度、コアのトレーニングと、アライメントを整えていくことは後々のお体にとって、とても大切な事だと思います。

妊娠に向けての体つくり、そして妊娠中・出産に向けて、そして産後～その後も、快適で、心地よい体で過ごしていくことができるように、ぜひ産前産後のピラティスをやっていきましょう！
私自身の経験も踏まえて、アドバイスもさせていただき、サポートしていきたいと思います。

＊効果や感じ方には個人差があります。
＊エクササイズは妊娠初期から可能ですが、ドクターの許可を経てお越しください。